性格じゃないよ!
前者の特徴は
いつでも全体を見ていること。
「視野が閉じていない」というか
「閉じられない」のが特徴です。
いつでも強制Wi-Fi状態。
(見ている「全体」の広さや密度、精度は 個人差)
そして関係性の中に自分を位置づけています
自分の位置づけや役割、
周りがどうなのか、利害関係、親密関係…
呼吸のように考えています。
シミュレーションを自然にしていて
常に2手、3手先がある。
ゆえに後者と比較すると
・そつがない(凸凹はあっても完全な死角ができにくい)
・「見えちゃう」からフォローや先回り
・要点を捉えて、コツをおさえるのが得意 ※スピードは個人差
・先を読んで計算する、過去の失敗手を次で修正する
・言動に意図があるし、意図を読む
・ペース配分を考えて動く
・減点が少なく、平均的、安定的に結果を出す
・自分や他人の安全に敏感
・「ふつうは~」と言うし思う
というような傾向があります。
性格でなく「ベースの行動様式」みたいなものです。
→ではそれは「なぜ」?
後者は、
顔面に大きなカメラやライトが点いているイメージ。
アングル1つ。一方向。
自分があって世界がある。
ゆえに
「視野が変動しやすい」
「集中しやすい」
「主観的」
という特徴があります。
カメラやライトの性能や特徴は個人差なので「視野が狭い」とは限らないのですが、日常視野が狭い人が多い気はします。 その代わり、パワーの集中投下が得意です。
ものごとの推移は ビリヤード的にではなく
「なんかしらんけどこうなった」
「だいたいこうなるだろう」
と化学反応的にざっくり捉えます。
また頭の中が
前者ほど細かく区分けされていません。
ゆえに前者と比較すると
・天然
・死角が多い が 1点集中的な能力は高い
・能力の凸凹が大きい(他の能力を同じ水準で予想できない)
・自分の動機や興味で動く
・習得に時間がかかり、後で一気に伸びる
・先をあまり読まないし、出たとこ勝負
・意図は読まないし基本はないので、ストレートに言ったり言われたりが楽
・✗「ふつう=平均値」○「ふつう=普遍(固定、1つ)」
全体的に、長所であり短所でもある特徴が多いのと
(それはどんな物事もそうですが、その利害度合いが目だつ)
自分と紐付いているかどうかで
パフォーマンスが大きく変わりやすい
という 傾向にありますね。
結果として、できるとこはできるけども
抜けも多くて天然
素/自己動機がはっきり/
空気を読まない/
こだわっているところ以外は雑だしスルー(おおらか)/
斜めの発想をしてくる
みたいなイメージの人が多いかもしれません。
「超できる」という感じの人でも
ちょっと観察すると、
随所に垣間見られる特徴かと思います。
→ではそれは「なぜ」?
前者と後者は
windowsとmac/iosとandroidのように
基礎システムの違いです。
得意・不得意や 向き不向きはありますが
優劣ではありません。
osの種類と「それをどう使っているか」は別の話です。
osの種類と cpuやメモリーなどの「性能」も別軸です。
また、どんな初期設定であろうと
戦略の立て方やサバイバル法はいろいろある
ということも、忘れないでくださいね。
それは自分に対しても
他人に対しても、です。
ふわっと「こんなタイプだ」でもいいのですが
具体的な仕組みを知ることで
自己理解や活かし方につながったら幸いです!