アマプラで候補に出てくるので、見かけるしつまむのですが
アメコミとか、アメリカンアニメって、
「なんか見にくいなあ( ̄_ ̄)」って感じるんですよね。
あと、フリー画像・イラスト調べていても
AIの画像生成でも
海外素材のものって、なんか「これじゃない」感があるというか。
これって私だけの感覚ではないと思うんですよ。
あの「これじゃない感」ってなんだろうなー、
と考えているんですが
その要素の一つが「次元が多い」じゃないかなあと。
だってこう、
やたらCG感というか、無駄な立体感が多いって思いません?
(私のパワポのようだ…)
それなら実写でよくない?^^;っていう。
で、翻ると、日本って
平安絵巻や鳥獣戯画の頃から、2次元描写の国ですよね。
(ついでにけっこう俯瞰的)
屏風絵とか。浮世絵とかも。
で、これが何を指しているかなのですが
感性の「画像的な抽象化能力」が高い
ってことじゃないかなあと。
もちろん、読解力や感受性も高い。
「抽象化」って言葉の世界で言われることが多いですけど、イメージや感性にもあるわけですよね。
具体的な内容から、共通点とか本質を
少ない言語で集約できる、簡略化できるかどうか。
で、同じ抽象化でも
スカッスカだったり「確かにそうは言えるけど、…でもなあ」みたいなイマイチな抽象化もあれば
言いたいことの核を掴んだ「お見事~」という抽象化もある。
でこの、画像的な抽象化能力では、
日本は達人レベルで
他の国との感度の差が、「大人と子供」くらいにあるのかもしれない。
で、文化的にちょっと興味のあるところでは
象形文字文化、て2次元性が高い文化なんじゃないかと思っているんですよね。
言語を記号ではなく
イメージの抽象化として捉えている文化。
これってだいぶ頭の使い方が違くって
日本なんかは さらに、擬態語の多さや体を使った慣用句の多さからも
本来、体感や具体から出発した感性の、抽象感度が高い文化
っていえるのではないかー、と。
漫画やアニメが今の品質を保てるなら悲観することはない
のかもしれない。
(でも果たして・・・)
なんてことも考えたりします。
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