後者の5タイプは
脳内の 情報・思考システムの中の
「どこ」 に意識が置かれているかとその情報のコントロールの形式
に基づくタイプ分けです。
・・・とは書いたものの
後者の分類は、前者よりも
動物や植物の生態観察チック かもしれません。
後者勢へのインタビューを通して
その発言から後者には
・ 5つの大枠のパターンがあること
・ 2つの領域が存在すること
が読み取れました。
2つの領域とは
情報が入っていく場所 :情報領域 と
情報を意識的に考えて応用する場所 :思考・作業領域
の2つです。
後者のタイプ分け自体は、
情報を扱うイメージの差で直接分類されていますが
(吸い込まれるのか、並べるのか、整理されているのか、浮いているのか、話しているのか)
その裏のシステムとして
「意識のポジション」が2つの領域の「どちら側」か
「情報のコントロールのあり方」 が「統制的」か「自然体」か
の差で2×2の4パターンの棲み分けになり
その亜種系として脳内会議タイプがある
というようなイメージになっております。
参考
ある日管理人は思った。
『SPEC』面白いなあ。
当麻紗綾は後者だよな~。
ていうか、戸田恵梨香の あの必殺シーン※
私の頭の中のイメージにめっちゃ近いんだけど(笑)
※キーワードを習字で何枚も紙に書いて、それを破って中に放り投げて3次元に散らして、バババババッと情報同士がひらめきで結ばれてラストに「いただきました」
「前者は カテゴリー&階層整理されている」のに対して
「後者の脳内は宇宙空間」 なんて紹介したけど
じゃあ実際の 他の後者のイメージはどんな感じなんだろう。
…というわけで。
FBグループ【後者の会】で 呼びかけてみることにした。
(参加資格「後者」だけのFB公開グループ)
「自分はこんな感じですが、みなさんはどうですか?」と
すると
異次元の回答が
いろいろ(70~80件くらい)返ってきた。
バラエティ豊かな回答が面白くて
眺めたり 質問したりしているうちに
気が付いた。
回答がグルーピングできそう なのである。
メモを取って発言内容を整理すると
以下の5パターンに分けられそう、に見えた。
その5グループを
発言の特徴からこう命名してみた。
①「ふだん何もない」「情報が消えていく」「雷のようにひらめく」と言っている人々
→ ブラックホール型 (BH)
②「平面的な場所」に「情報を呼び出す」「並べる」と言っている人々
→スクリーン型(SC)
③「情報が浮いている」「バラバラなイメージ」系の発言をする人々
→ 遊泳型
④「情報が図書館のようになっている」「整理されている」と言っている人々
→ 図書館型
⑤「頭の中で会議が行われている」「別人格がある」人々
→ 脳内会議型(脳会)
うーん、なるほど。
後者の中でも こういう分かれ方があるのか。
「後者」とひとくちに言っても 当然色んな人がいる。
前者との違い以外のところは「個人差」と思っていたけど、何か 「後者という枠組みの延長」があるのかも。
興味深い。
この分類だけでも 語る意味はあるかもしれない。
・・・・。
・・・・。
けれど管理人は思った。
メモを眺めていて…
引っかかるのである。
何か…「何か」ある。
共通項?共通法則?
発言をグルーピングした後に、その内容を改めて眺めてみると
この分かれ方は
単に「5個の系統に分かれている」のではない。
ような気がした。
「消えて”いく”」
「浮いて”くる”」
「浮いて”いる”」
「整理されて”いる”」
何か・・・。
こう・・・。
そして気づいた。
発言を整理すると、こういう構造になっている、ように見える。
Ⅰ「消えていく系」「呼び出す系」
ー↓↓ーーなにかの境界ーー↑↑ー
Ⅱ「浮いている系」「整理されている系」
つまり
何かの境界を境に情報が
Ⅰ系列:「放り込まれていく」=ベースない側と
Ⅱ系列:「放り込まれる」=ベースある側
が分かれているのである。
そう考えると、発言が整合する。
ということは、
それを採用するなら後者の脳内は
こういう2構造になっているのではないか。
左:情報をひっぱり上げて扱う場所
(意識的な活動領域?)
→ 思考域、作業域 とでもいえるゾーン
・情報はふだん置いていない=ない
・情報を引っ張り上げて、扱う場所
・使わない時は 空っぽ/何もない
右:情報が存在している側
(半無意識~ 右に行くほど無意識的な領域になる?)
→ 情報の 保存域 とでもいえるゾーン
・情報が溜まっている場所=ある
・情報は左から入って右側に吸い込まれる
・奥の方まで 無限に情報と領域があり、散らばっている。
左が意識側、右が無意識側。
大脳とか視床下部とか、その当たりとも対応していそうな雰囲気だけど…
とすれば…さきほどの5タイプを
改めて配置してイメージすると、こうなる。
動物や植物の生態観察のように
解説するとこうである。
① ブラックホール型 (BH)
「ない」側勢。境界の「外」住みなので 情報は次々境界の「向こう」に消えていく。全く見えない。
突発的なひらめきや、トリガーで情報が降ってくる。
②スクリーン型(SC)
「ない」側勢。境界面に窓があるイメージ。呼び出しシステムがあるが、中身はわからない。
(検索画面はあるが、プログラムは不明)
③ 遊泳型
「ある」側勢。常に情報に囲まれている。境界面に近い意識の人はそこまで「浮いている」ほどではないようだが、情報がバラバラに散っている。
④ 図書館型
「ある」側勢。③に対して情報の自律機能が働いているイメージ。
⑤ 脳内会議型(脳会)
境界域が人格化しているイメージだろうか。①~④タイプの亜種。
中関係、移行系、並立系とパターンはいろいろ
後者は「フィールドの中に生態が展開している」というイメージ。
ちなみに
そうすると必然的な傾向として
左領域 : 応用
(ありものを使用して対応)
右領域 :原理
(あるものを統合して統括)
になることが予想できる。
また、これは後付だが
5タイプを分けるものは左右の差だけでなく
上下の差 も違いとして語れる。
(①③と、②④⑤の差)
※上下というのは単純に図的な配置の話
こちらは、
情報のコントロールに「何か操作が加わっているか」「ないか」の差。
①BH、③遊泳→ 自然型
(放っておくと情報が自然状態、基本オール手動構築)
②SC、④図書、⑤脳会→ 自律型
(情報が自動体系化)
以上が、後者の5タイプの発見経緯である。
※当時のリアルタイム進行に興味がある方はこちらから
(うろうろしてます(笑))
以上が、後者の脳内タイプの 前段と 考え方になります!
それぞれに具体的な力学があるので
・それに沿った 制約や才能や現象 が単独の特徴
・他のタイプとの差も必然的に浮き彫り
になってきます。
その当たりを現時点の情報でまとめたものは
各タイプのページからどうぞ!
また後者に関しては
▶ 真正シングル型かカオス型か (工事中)
▶ 2次元認知か3次元認知か (工事中)
も重要ファクターなので そちらも興味があればぜひ♪
※でもまだ準備中